もう買ってから2年経ってて何を今更と思ったのですが、簡易的なWebサーバーを作って遊ぶのに丁度良いのと何入れてたかも忘れてる位何もしてないので、だったら最初からやるかーの思いでやりました。
リソース
PC:MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports)
macOS:10.15.4
Raspberry pi:Raspberry Pi Zero W v1.1
Raspbian:Buster Lite February 2020
MicroSD:適当なやつ 32GB
リソースの入手からMicroSDの準備完了まで
リソースはこれを利用しました。
ダウンロードしたらzipから解凍してimgファイルを準備しておいてください。(一敗)
MicroSDのフォーマットをかけるのと同時に diskutil list
でMicroSDのIDを控えておきます。(今回は /dev/disk2
がMicroSDのIDでした)
sudo dd bs=1m if=/Users/{ユーザーディレクトリ}/{ファイルがあるディレクトリ}/{使いたいraspbian.img} of=/dev/disk2 conv=sync 1764+0 records in 1764+0 records out 1849688064 bytes transferred in 110.531134 secs (16734543 bytes/sec)
と実行すると書き終わったような事を言われます。
そのまま以下のコマンドも実行してください。
touch /Volumes/boot/ssh
sshの有効化のために必要との事です。
echo "dtoverlay=dwc2" >> /Volumes/boot/config.txt
2つ目のコマンドはこの後Macに接続した際にUSBからインターネットに接続するために必要との事です。
nano /Volumes/boot/cmdline.txt
このコマンドでファイルを開き(VimでもNanoでもemacsでもお好きにどうぞ)
modules-load=dwc2,g_ether
という文字列を一番後ろに追加する必要もあります。上記URLにも記載されているのでそちらで確認してみてください。
これでMicroSDに直接書く作業は完了しました。続いてはMicroSDをRaspberry Piに指します。
先にMacのインターネット共有をしておきましょう
これ忘れてて後々つまづきました。(二敗)
Macの 設定>共有
から右側のチェックを入れてから インターネット共有
のチェックを入れましょう。(図では2つチェックを入れてますが、普通なら1つのはず)
sshして確認して行きましょう
Mac<->USB<->Raspberry Pi でつながっているはずなので、以下のコマンドでRaspberry Piにログインします。
ssh pi@raspberrypi.local pi@raspberrypi.local's password: Linux raspberrypi 4.19.97+ #1294 Sun Jul 16 12:34:54 GMT 2020 armv6l The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software; the exact distribution terms for each program are described in the individual files in /usr/share/doc/*/copyright. Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent permitted by applicable law. SSH is enabled and the default password for the 'pi' user has not been changed. This is a security risk - please login as the 'pi' user and type 'passwd' to set a new password. pi@raspberrypi:~ $
ログイン成功しました。piユーザーのPasswordを変えて下さいと言われてますが一旦無視します。
WiFiの設定をしていきましょう
2年前にやった方法が変更されているようで、今回の更新事項です。以下のコマンドでファイルを開いて下さい。
sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
そしたら以下のように追加します。
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 # ここから先を追記 country=JP network={ ssid="{SSID名}" psk="{SSIDのパス}" key_mgmt=WPA-PSK proto=RSN # 以下の設定は今回していません。別途気になったら調べてみて下さい。 # pairwise=CCMP # group=CCMP # priority=2 # scan_ssid=1 }
ここから先はまだ確認段階です(記載が重複している気がします)
sudo nano /etc/network/interfaces.d/wlan.conf
### 以下をそのまま追加 auto lo iface lo inet loopback iface eth0 inet manual auto wlan0 allow-hotplug wlan0 iface wlan0 inet manual wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf iface wlan0 dhcp
sudo nano /etc/dhcpcd.conf
# DHCPを利用するときはこれだけ interface wlan0 dhcp # 固定IPにするときはこっち interface wlan0 static ip_address=192.168.XX.X/XX static routers=192.168.XX.X static domain_name_servers=192.168.XX.X
最後にネットワークアダプタを再起動させましょう
sudo reboot now
でもいいですが、WiFiの設定だけ再読み込みしたいので以下のコマンドを実行します。
sudo ifconfig wlan0 down sudo ifconfig wlan0 up
最終的に以下のコマンドでIPアドレスが確認できたらWiFiの設定は完了です。
年の為再起動をかけてIPアドレスからsshできればWiFiに接続できてます。お疲れ様でした。
ifconfig wlan0 wlan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500 inet 192.168.XX.X netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.XX.255 inet6 fe80::X prefixlen XX scopeid 0xXX<link> inet6 240b::XX prefixlen XX scopeid 0xXX<global> ether XX:XX:XX:XX txqueuelen 1000 (Ethernet) RX packets 1113 bytes 285709 (279.0 KiB) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets 214 bytes 31261 (30.5 KiB) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
ちなみに①
SSIDのパス、何もしないと平文で入れる事になりますがちょっと嫌ですよね。そんな時に暗号文を生成してくれるサービスを作った人の記事を見つけました。
ちなみに②
過去に実施した時に手を入れた記憶があった /etc/network/interfaces
は手を入れないらしいです。
raspida.com
ちなみに③
前回の記事で rpi-update
しない方がいいと書いてた理由を改めてggりました。
「安定版ではなく最新版なのでバグが多いから試したい人はどうぞ」てきな事らしいです。通常利用の予定しかないので絶対しません。
この後どうしよう
構築し終わったはいいけどマイクラ鯖建てられるかと思ったらとてもじゃなけどスペックが足りない事を知りました。一人ですら遊べないという。。
なのでその内CO2センサーつけたりNFCでICカードとか読めたりしようかなぁと思いました。
さいごに
分かりにくい箇所や誤字などありましたら こちらまで まで連絡いただければと思います。